>HOME >小林 勇人 ―アメリカのAFDC制度をもとに― 小林 勇人 200503 立命館大学大学院先端総合学術研究科先端総合学術専攻博士予備論文,2005年1月31日提出 [目次] はじめに 第1章 ワークフェアの起源と公民権運動 1-1. ワークフェアの起源と変容 1-1-1. ワークフェアの起源 1-1-2. ワークフェアの変容 1-2. AFDCの概要と経緯 1-2-1. AFDCの概要 1-2-2. 社会保障法の制定とADCの成立 1-2-3. ADCの改正とAFDCへの改称 1-2-4. AFDC受給者数の推移 1-3. 公民権運動の隆盛とAFDC 1-3-1. エヴァーズ兄弟の活躍 1-3-2. チャールズ・エヴァーズの戦略 1-3-3. 福祉権運動の主張 第2章 ワークフェアの変容――「偉大な社会」におけるAFDC制度の変遷 2-1. ADCからAFDCへ――所得保障と就労支援の連携 2-1-1. AFDCへの改正 2-1-2. サービス戦略の導入 2-1-3. ケネディの貧困観 2-2.「貧困戦争」と公的扶助――サービス戦略からの撤退 2-2-1.「貧困戦争」の開始 2-2-2. WINプログラムの導入 2-2-3.「貧困戦争」の敗北要因 2-3. ニクソンの福祉改革――ワークフェアの変容 2-3-1. 州・地方政府の抵抗 2-3-2. ニクソンの福祉改革 2-3-3. FAP案の概要 2-3-4. FAP案の挫折とSSIの成立 第3章 ワークフェア改革の事例と制度的実現 3-1. 新保守主義勢力の台頭 3-1-1. レーガノミクス 3-1-2. カリフォルニア州への人口移動 3-2. カリフォルニア州リバーサイド郡の事例 3-2-1.リバーサイド郡の概況 3-2-2.リバーサイド郡のGAINプログラム 3-3. ワークフェアの持つ反復可能性 3-3-1. 州知事レーガンと初期ワークフェア 3-3-2. レーガン政権とワークフェア 3-3-3. リバーサイドアプローチの導入 3-3-4. ワークフェアの制度的実現 第4章 結論――労働と福祉の切断 4-1. ワークフェアの変容 4-2. 労働と福祉の切断 むすびにかえて 注 参考文献 UP:20071025 |